古谷館八幡神社ブログ

松岩地区戦没者招魂祭

1527988559656「英霊招魂祭」として長らく続けられてきた戦没者の慰霊祭ですが、昨年から、ご遺族の高齢化等諸般の事情により行事の規模を縮小して維持していくことになりました。その際この行事の名称も「松岩地区戦没者招魂祭」と改められました。お詫びして訂正いたします。

名称の改名は、「英霊」という名で戦争で亡くなられた方々を呼ぶことは、悲惨な戦死を美化することになりはしまいか。というご遺族、遺児の方々のお考えがあってのことでした。遺児といってもそのほとんどが最早70代から80代の方々です。幼くして父の位牌を抱いて葬列に参加した記憶、顔も知らないまま遠くの地で亡くなってしまった父や家族の記憶、夫を失い家族を背負って生きてきた母たちの記憶を、かろうじて持ち続けているのがこの遺児の方々です。それらの記憶をこの行事の度に思い起こし、改めて平和を願う機会として、自分たちが続けられる限りはこの行事を続けていきたいという思いが、遺族会会長のご挨拶や副会長の閉会の言葉には溢れていました。

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社務中

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社務ネコ?は手水舎の水を飲んでお清め中

1527909741579久々の快晴です。明日の英霊招魂祭の会場となる、境内や参道の草刈りとその後始末をしていると汗だくになりました。油断するとすぐ草ぼうぼうになってしまう、草との追いかけっこの季節になりました。でもまだ初夏の爽やかな空気を感じながらの作業は気持ち良いです。

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ポーランド大使さん来訪

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今日はもう一つ大きな出来事がありました。ポーランド大使とそのご家族が気仙沼に来訪し、お忙しいスケジュールの中で、わざわざ当神社の境内にある東日本大震災慰霊碑に献花をしに来られました。とてもフレンドリーな方で、宮司の松岩地区の被災の様子や慰霊碑に刻まれている犠牲者の方々についての説明に熱心に耳を傾けてくださいました。もちろん通訳の方も同行していましたので、ご安心を。

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神様のお裾分け

やっと初夏の気候になりました。今日は十五日。毎月、一日と十五日には氏神様にお詣りするのが古来からの習わしでした。旧暦の朔日は新月、十五日は満月。昔はこの2日だけが農作業や諸々の仕事がお休みだったとのことで、氏神様にお参りしたり外出したりしたのだそうです。キリスト教でいう安息日のようなものでしょうが、毎週日曜日に休む西洋に比べてやはり日本人は働き者ですね。今でも、主におばあちゃんたちですが、毎月お詣りを欠かさない方たちがいます。そんな参拝者に、この季節限定の八幡さまの筍(宮司が朝採りしたもの)を、お裾分けしました。

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春のなごり―期間限定、熊谷桜御朱印終了

境内に咲く最後の桜、八重桜がほぼ散りました。例年より早く、新緑とつつじの季節になりました。明日でゴールデンウィークも終了。同時に熊谷桜のスタンプ御朱印も終了させていただきます。

もちろん熊谷家紋の「ホヤに鳩」と「大島架橋」の御朱印は通年ございます。

 

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境内にも植樹

熊谷桜の嫁入りが終わってからはや5日経ちました。あれから雨の日が続いていましたが、昨日ようやくお天気に。皆さんにお配りして残った桜の苗木を、今年も境内に植えました。今年は3本の熊谷桜が新たに仲間入り。しかしわが八幡様の境内は、地盤が岩盤でできており(だからこそ、あの地震と津波にも耐えたのですが)、熊谷桜にとってはなかなか厳しい環境です。頑張って大きく育ちますように。

 

 

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また来年!

DSC_2941「気仙沼に熊谷桜を植える会」の気仙沼2日目。市内の介護施設にも熊谷桜を朝一で植樹してから、皆さんは田中の「さかなの駅」でお買い物をしました。毎月こちらの市場と熊谷をスカイプで結んだお買い物してもらい、植樹の際は必ずこちらを訪れて買い物をされるのが恒例になっているそうです。ここから気仙沼をいよいよ離れるということでお見送りに行きました。さすが毎年来ていただくというので、記念写真用の横断幕まで用意されていました!昨日見事四選を果たされた村上市議もお見送りに。皆で〇のポーズで記念写真でした。

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第5回「花の嫁入り」 市営牧沢団地に熊谷桜植樹

記念植樹 副市長&桜を植える会会長横田さん

記念植樹
副市長&桜を植える会会長横田さん

ホヤボーヤ音頭を踊る、教わる?

ホヤボーヤ音頭を踊る、教わる?

無事お嫁入をした熊谷桜

無事お嫁入をした熊谷桜

良いお天気に恵まれた4月22日日曜日、埼玉県熊谷市の「気仙沼に熊谷桜を植える会」の皆さん42名が、気仙沼を訪れました。春のこの時期、「花の嫁入り」と銘打って、接ぎ木をした熊谷桜の苗木100本を熊谷からはるばる500キロの道のりを運んできてくださるこの植樹祭は、今年で5回目になります。

熊谷桜は、源平の戦で先陣を切り「日本(ひのもと)一の武将」と源頼朝から称された熊谷直実にちなんだもので、どの桜よりも先駆けて咲く早咲きの桜です。その勇ましい名からは想像できないような可憐で優しい八重の花を咲かせます。これまで被災された方、家や商店街を再建された方々などを中心に、「復興の先駆けを」という願いを込めてかれこれ約400本の苗木が気仙沼に嫁入りしてきました。

5回目の今年は、市営牧沢団地の共有地に55本の苗木が植樹されました。早朝に熊谷を立ってきた一行は2時ころ住宅地に到着。長旅の疲れを微塵も感じさせず(さすがです!)早速植樹セレモニーが行われました。植樹祭には50名以上の住民の方々が参加。また気仙沼市の副市長をはじめ団地に土地を提供した愛林公益会の方々も熊谷市の一行をお出迎えして感謝の言葉を述べました。続いて記念植樹や記念撮影のほか、なんとバスの中で覚えてきたという「ホヤボーヤ音頭」を熊谷、気仙沼両市民が踊りました。気仙沼の住民は私も含めてこの「ホヤボーヤ音頭」なるものをほとんど知らず、逆に熊谷の皆さんから教えていただきました(笑い)。そして最後にA,B,C各棟に分かれてしめて55本の植樹作業をしました。なお苗木を植える55か所の穴掘り、水汲みなどもろもろの力仕事は、この団地設営の調査、設計を市から委託された国際航業の社員さんたちが、休日返上でしてくれました。お蔭様で、スムーズに和気あいあいと交流を深めながら植樹を終えることができました。

各棟に分かれて植樹

各棟に分かれて植樹

気仙沼に熊谷桜を植える会の皆さん

気仙沼に熊谷桜を植える会の皆さん

植樹祭スタート

植樹祭スタート

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欅の古木伐採

ログハウスのわきにある大きな欅の古木を伐採することになりました。何せ三階ぐらいの高さで、太さも根元は直径一メートル以上。大きなクレーンで枝ごとに切っては釣り上げるという作業を数回繰り返して伐採しました。作業の前日にお祓いしてありましたが、おそらく私たちよりもずっと長い年月ここに生きてた大木が伐採されるときは、厳かな気持ちになりました。

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ライトアップ始めました

DSC_2891江戸彼岸の満開に合わせて、昨夜からライトアップを始めました。(夜9時まで)昼見るときとはまた違った、妖艶な桜になります。見にいらっしゃるときは、夜はさらに寒いので厚着をしておいでください。

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