8月15日、終戦から80年という節目の松岩地区戦没者慰霊祭が当神社境内の慰霊碑前で行われた。戦没者遺族の方々の高齢化によって年々参加者は減少してきたものの、今年は80年ということで猛暑の中、11名の方が参集された。会長さんのご挨拶から滲み出る、続けていかねば、継承していかねばという強い思い。高齢化という課題に加えて、世界各地に拡がる戦火、核の脅威に対する軽視ともとれる国内外の言動に危機感を抱くのはご遺族の方々だけではない。最後に、平和を願い、不戦の決意を確認するこの慰霊祭を今後もぜひ続けて欲しいと託され、宮司が深くうなずいた。