古谷館八幡神社ブログ

夏越の大祓・茅の輪くぐり・御守りづくりワークショップ開催のお知らせ

コロナ・ウイルス感染症の終息を祈願して当社で初めて夏越の大祓を斎行してから三年、本年、三回目の夏越の大祓・茅の輪くぐりを執り行うこととなりました。夏越の大祓は、上半期が終わる6月末に茅の輪をくぐって上半期の厄を落とし、下半期の無病息災を祈願する神事です。期間中は、裏参道の紫陽花も見頃を迎え、紫陽花をモチーフとした季節の御朱印を頒布(6月1日~7月15日)します。また、ワークショップではオリジナルの御守りを作ることもできます。

天然痘やコレラなど感染症流行の都度、八幡神社は疫病退散や無病息災を願う地域の人々の祈りの場として機能してきました。感染症の終息を祈願する地域の歴史・文化的な文脈の中に位置づく神事に参加することは、地域の風土と伝統を体験し、春から夏へと移りゆく季節を味わう貴重な機会です。老若男女問わず市民の方々のご参加を歓迎します。

 

◯茅の輪くぐり 6月28日午後より7月6日まで
◯夏越の大祓 6月30日午後三時より(参列初穂料500円、大祓詞・人形授与)
どなたさまも参加可能です。

◯御守りづくりワークショップ 6月29日と7月6日の午後2時-3時
お好きな御守り袋と紐を選び、願い事を書いて護符(祈祷済み)を包み、完成後に拝殿にて祈願いたします。こちらは初穂料3,000円(材料費込み、無料のお茶とお菓子、人形付き)です。

御守りづくりワークショップのお申し込みは八幡神社社務所へ
お電話や対面・インスタグラムDMでお申し込みください。

 

 

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熊谷桜子育て日記④

植え替えして一週間以上経ちました。ずいぶん元気なものとそうでないもの、いろいろあります。今日の接ぎ木の写真を横田さんにLINEすると、一番元気なNo.10と、台木が元気なNo.2についてこんなアドバイスを頂きました。

なんとNo.10については上の葉の枝を残して下の葉を摘んで栄養を集中させること❗

No.2については、台木の大島桜の芽は取り除くように。まだ熊谷桜の芽が出てくる可能性があるから、ということでした。

いやいや毎日新しい発見があります。皆さんにもご参考までにお知らせしますね☺️

Before

Before

After

After

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大日如来石像御堂落慶

震災後境内に安置されていた大日如来像。もともとは文化2年に松崎村尾崎、賀美家のご先祖 熊谷長作氏が造立し尾崎に鎮座していました。石工は宇七によるものとされています。2011年の大津波によって瓦屋根の御堂が流され、如来像だけが海を見つめているかのように残されていたのを八幡神社の境内にお迎えした経緯等については、以前にこのブログでも紹介しました。

しばらくは如来様だけ安置されていましたが、今年、尾崎賀美家の子孫熊谷喜美雄さんが、震災前のように如来様を覆う御堂を造立しました。木材はヒノキ、屋根は銅板の素晴らしい御堂です。先日4月27日、その熊谷喜美雄さんと賀美家ゆかりのご親類、そして大工さん、宮司の5名でささやかな落慶式をおこないました。ピカピカのお堂が時代ともに青銅色に変化ながらこれからも末永く如来様をお守りしていくことでしょう。

八幡様参詣の際はどうぞ御堂に鎮座し大日如来様も御参詣ください。DSC_7254                              2020.11.30 大日如来石像再建-12025.4.28 左側面2025.4.27 大日如来石像御堂落慶-4

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R7年 気仙沼直実会定時総会

昨年設立した気仙沼直実会の第2回定時総会が本日開催されました。まだまだ、よちよち歩き始めたばかりの会ではありますが、30名ほどの方々が出席されて、拙い事務局の運営を温かく見守って頂きました。お忙しい中参会された皆様本当にありがとうございました。形通りだけの総会ではなく、熊谷桜桜守りの方々のお話やらユーモアの効いたご意見も頂き、スムーズな進行ながらも有意義な会合であったと、事務局として安堵と感謝の思いです。どうぞ皆様今年度も宜しくお願い申し上げます。1745725257641DSC_7350

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熊谷桜子育て日記③

さすがにそろそろ寒の戻りもなくなってきたようなので、今日はみんなで植え替え作業をしました。番号を振っておいたので、「あっこれは私の」「これお父さんの」などとシビアに区別しながら😁各々自分のを大事に植え替え。横田さんのは葉っぱも出て来て、安心です。

14鉢の中には、大島桜の台木ようになるものもありますが😅それはそれでよしなのは気が楽です。これからが楽しみですね☺️DSC_7327DSC_7328

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熊谷桜子育て日記② どれが花芽?

だいぶ芽が膨らんで来ましたね。そろそろ植え替え時期です。天候が不順なので、我が家は春のお祭りが終わって落ち着いたら(20日過ぎ)植え替えようかと思っています。ところで一ヵ所からいくつも芽が出ていたり、よく見るとピョンピョンと先っちょに出ているものと、そうでないものがあります。花芽だったら摘みとらねばならないので、困ったときの横田さんでさっそくLINEしてみました❗

【横田さんのアドバイス】
芽から2本シベが出ているのは花芽です。芽が3つ並んでいるとだいたい2つは花芽です。もう少し大きくなったら指先で軽く摘まんで回すと簡単に取れます。

ということでした‼️皆さんピョンピョンは花芽ですよー。摘んでくださいね!

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熊谷桜子育て記録① 2週後

接ぎ木から10日経って、暗いところで休眠させていた苗木を明るいところに出しました(3枚目写真)。今日はちょうど2週間経ったので少しお水をやって、苗木の赤ちゃんに番号をふってみました。全部で14本、さてここから何本元気についてくれるかなぁ。

【横田さんからのアドバイス】

1,   4月中には16センチから20センチの鉢に植え替えましょう。その際、芽にさわらないように気を付けて!土は畑の土でも培養土でもどちらでもいいです。

2,  植え替えの際、根を少しほぐしてください。

3,  5月には芽が膨らんで来て、付いたかどうかはっきり分かってくる。ダメたったものも大島桜の台木用にするので出てきた枝一本だけ残して育ておいてください。

4, 土が渇いたら、水やりを。

5,巻いたテープに芽が埋もれていても、元気なものは突き破って出てくるそうです。そのままで大丈夫。

これからも時々苗木の様子をお知らせしながら、横田さんからその都度教えていただいたことなどを報告したいと思います。何せ初めてのことなので、わからないこと沢山あるかと思います。横田さんのアドバイス、ぜひチェックしてみてください。

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花のお嫁入り2nd 接ぎ木講習

3月30日、初めての熊谷桜接ぎ木講習会がスタートしました。一枚目の写真は台木にする大島桜100本です。前日、日本花の会から直送されてきました。これまで大きく育った苗木をお迎えしてきたけど、接ぎ木された穂木は10センチ足らず。しかも作業は超繊細なもので、私の首の角度がその難しさを示してますよね😅(どおりで夜は肩ががちがちでした…)参加した皆さん25名の真剣なお顔、遠目でもお分かり頂けると思います😁毎年100本前後を用意する大変さを身をもって知りました。2時間ほどの作業と熊谷名物のお菓子で🍵をしながら自己紹介や感想をはさんだりと和やかな講習会になりました。皆さん、接ぎ木したポットを大事に抱えてお帰りになりました。これから10日ほどは暗いところで休眠させるそうです。果たして成功率は?ハラハラです。1743889010756174388890028917434206084541743888899828174342061188917438889002891743420609694

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あの日から14年

小春日和の3.11でした。朝から三々五々慰霊碑の前に祈りを捧げる人々が絶えませんでした。震災が発生した午後2時46分の全市一斉の黙祷のサイレンと同時に松岩地区の慰霊祭が地域の方々30余名が参集されて始まりました。

14年。ずいぶんと長い時間が流れても、この日だけは、あの時の光景、あのときの想いが甦ります。私達は年をとっても、慰霊に刻まれた犠牲者のお年はあの時のまま。どうしても取り返せない命の重さを今更ながら痛感します。

おそらく市内でも一番あの時と変わっていない風景。14年目の今年は明るい風景がひとつでも増えることを祈ります。1741867784019 1741867778169 174186754716617418677618461741867769878

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令和6年 例祭、前夜祭

先週の19,20日は、八幡神社の前夜祭、例祭、御輿渡御祭でした。

年々報告が遅くなりすみません。歳と共に祭りの後の諸々の片付けに追われて、なかなかブログが書けず…インスタの方で権祢宜が即アップしているので、すっかり甘えてしまってます。

お祭りを施行するのは、本当にマンパワーが必要です。特に御輿を担ぐには!今年は松岩中と面瀬中のOBで来年42歳の歳祝いを迎える有志の面々が大勢参加してくれました。

祭りの準備、演芸会のお世話に、後始末一切を前日から当日遅くまでしてくださった総代さん、氏子青年会と熊谷家御親類の皆さま。

御神輿が通る道を草刈りし、幟をあげ、色々なおもてなしをしてくださる各お旅所の皆さま。

八幡神社の賄いを背負って立つ、頼りになる女性たち、サガミーズ。

どれ一つどの力一つ欠けても、お祭りは成立しません。

実は前夜祭終了後の夜遅く、境内に掲げた幟の棹が、強風で折れてしまいました。私は一体どうなるか、例祭は無事に出来るのだろうかと、ほとんど眠れず例祭の朝を迎えました。

朝からともかく総出で、風で散らかった境内の掃除をし、幟は参道に広げておきました。誰も何事もなかったかのように、例祭が始まり、御輿渡御祭も滞りなく終えることが出来ました。良いお天気にも恵まれ、今年からお旅所の数を縮小したにもかかわらず、ほぼ混乱もなく終えられたこと安心いたしました。

前夜祭

前夜祭

神様とお祭りを支えてくださった全ての皆さま、本当にありがとうございました。

 

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