古谷館八幡神社ブログ

小屋館城跡発掘調査現地説明会

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昨日、この7月から始まった発掘調査の現地説明会が県の教育委員会主催で行われました。お天気に恵まれ、70名ほどの参加があったということでした。中世の小屋館(古谷館)城の空堀跡の見学、そこから発掘された馬の骨や人の歯、陶磁器、茶臼、飛礫の展示なども行われました。現在の八幡神社があるところと今回発掘された場所には、どうも同じくらいの大きさの中世の城が並列していたのではないか、それ全体が小屋館城の縄張りとみられ、それはおそらく熊谷氏の同族、ないし親子、兄弟などの関係で協力してこの地域を治めていたのではないかということでした。堀は何重にもめぐらされており、強固に守られていたこと。また武器として使ったとみられる飛礫が420個以上も見つかったということでした。中世の歴史へのロマンと、ご先祖様たちがどのように生きていたのかという興味を大いに掻き立てられるものでした。これまで、よく分からなかった城の全容が少しずつ明らかになってきて、今後の発掘も楽しみです。

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改修された跡のある堀跡

改修された跡のある堀跡

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祭りを支える人 最終御旗場(尾崎漁港)

img_2169img_2199img_2184神輿渡御の最後は、尾崎漁港です。尾崎部落は震災で全戸流出という、松岩では最も被害の大きかった部落です。部落は解散しましたが、八幡様の神輿渡御祭と33名がそのもとに上がって助かったという尾崎のお明神様のお祭りには、たくさんの元住民の人たちが集まって、神事を行います。久しぶりに来た尾崎漁港は、護岸も整えられて、小船が何艘も停留していました。青い海に神輿の神々しさが、いっそう際立ちます。

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祭りを支える人 御旗場で(片浜 煙雲館)

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img_2104img_210923番目の御旗場

片浜の煙雲館です。震災前は、片浜の御旗場は東光館でしたが、流されてしまいました。煙雲館には、その昔八幡様のお神輿がおかれた神輿台の石が残っています。江戸期、八幡神社が鮎貝家の祈願所であったという関係を物語るもので、この震災を機に鮎貝家に神輿が立ち寄るという伝統が復活したのでした。庭先では片浜(元片浜も)の婦人たちが神輿を迎えるお世話をしてくれています。

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祭りを支える人 御旗場で(前浜・母体田)

いよいよ神輿渡御も終盤になり、お神輿は浜のほうへと巡行します。前浜から母体田みんこま駐車場までの海沿いの道は、工事中で現在通行禁止ですが、ここの工事請負の若築建設からお六尺として参加した人たちがゲートを開けて特別に通してくれました。ここでも工事関係の方のお祭りへの素早い対応、配慮には感謝!!です。そして被災した浜でも、大勢の人がお神輿を迎えるために集まり、準備して待っていてくれました。img_1929img_1922img_1954img_2004img_2030

 

 

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祭りを支える人 御旗場で(松五日進会館)

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19番目の御旗場、浦田の松五日進会館は午後の休憩場所になっています。座って休む場は、ここが午後最後、今日何度目かの味噌汁ですが、御旗場御旗場、それぞれの伝統の味、おいしさがあります。アルコールと汗で奪われた塩分と水分補強という理にかなったごちそうなんだなあと改めて思います。

 

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祭りを支える人 御旗場で(中町)

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img_1658総代長、畠山昭二さん宅、屋号中町がお神輿渡御の昼食場所になっています。こimg_1666の中町と金取のimg_1673菊地家の2軒が、裃を着て先達として神輿の案内役をする家として代々その役を受け継いでこられました。現在、菊地さんは体調を崩されて、中町さんだけがその役を守り続けています。また、ここはお神輿が座敷に上がる唯一の御旗場でもあります。縁側の鴨居に神輿のてっぺんにある鳳凰の飾りがひっかかってしまうので、慎重に取り外して出し入れします。神img_1687主、総代さんたちはお座敷でお膳をいただき、お六尺さんたちは思い思いの場所でおにぎりとお煮しめ、秋刀魚のすり身汁をいただきます。これがとても美味しかったです!

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祭りを支える人 御旗場で(高谷・日向山)

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14番目の御旗場、高谷では、山幸商店さんから生ビールがふるまわれます。これでますます元気になったお六尺たちは、そのまま数十メートル先の15番目の御旗場日向山神輿台までお神輿を担いでゆきます。そして、日向山ではここでも毎年大福が配られ、お神輿にお膳もお供えされます。各御旗場の名物、いつも話には聞いていましたが、今回私も初めて見ることができました。img_1547img_1579

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祭りを支える人 御旗場で(丸森)

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お神輿が個人のお宅に上がる家は、八幡様の神輿渡御では四軒あります。外が沢の藤田家、丸森の及川家、それから総代長のお宅中町、鮎貝家煙雲館です。丸森は午前二度目の休憩場所になっています。ここでは神主さんや総代さんたちにお膳が出され、お六尺たちにもお料理がふるまわれます。ここでもご婦人たちのご苦労に頭が下がります。img_1463img_1471

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祭りを支える人 御旗場で(立石)

立石の総代さん宅前の広場です。ここではお六尺さんが楽しみにしているどぶろくが名物。ご自身は一滴も飲まないのに、毎年手作りしてくれます。猪ノ鼻というキノコ入りの炊き込みご飯も「珍しいから、食べらいん」とご婦人たちに勧められて頂きました。食べ物の話ばかりですみませんが、日本のお祭りは神人共食、神様にささげた神饌をみんなで頂くことで神と人の親密さが増し、人は神を敬い、神様が守護してくれるとしています。すでにお神輿一行は満腹状態ですが、どぶろくは謹んで神社に持ち帰り、帰輿後の直会で再び楽しむのがお決まりになっています。img_1299dsc_1442dsc_1440img_1297

 

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祭りを支える人 御旗場で(羽田)

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羽田神社のおひざもと、羽田地区です。落成したばかりの自治会館でお神輿を迎えてくれました。栗ごはんとお煮しめ、とても美味しかったです。

新しい自治会館でお出迎え

新しい自治会館でお出迎え

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