古谷館八幡神社ブログ

おまつり準備その?前夜祭当日の朝

1、裏山までしめ縄を

1、裏山までしめ縄を

お宮の周りにも

お宮の周りにも

電柱に結ぶ

電柱に結ぶ

 

 

 

毎日準備に追われているうちに、いよいよ前夜祭の朝を迎えてしましました。果たしてこれが準備その何番目なのか定かではなくなってしまいましたが、最終段階に入ったところに違いはありません。

写真1~3は、前夜祭の朝、午前6時から氏子青年会の面々がしめ縄をはっています。例年であれば、神社参道や道路の周りにもしめ縄をぐるりと張りますが、今年は道路がかさ上げ工事中のため、神社の周りをぐるっとしめ縄で囲いました。しめ縄は結界です。神様の領域に邪気が入るのをふせぐものです。お正月に玄関にしめ縄を飾りますが、これもいわば家を守る結界です。そして祭りはこの夜、いよいよ始まります。

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お祭り準備その1

dsc_1347いよいよお祭り1週間前となりました。すでに先月から少しずつお祭り準備は始まっています。その準備とは、まずお掃除と周囲の草刈りです。特に時間がかかるのが窓ふき。何といっても量が多いうえに細かな木の枠がはめ込まれているので、これが拭く者泣かせなのです。一枚の窓裏表で40枚以上の小さな正方形のガラスを拭くことになり、そんな窓が20枚ほどと、さらに普通の窓が…数えるとげんなりするのでやめておきます。しかしそれも今日でほぼ終わり、明日からは準備第2段階に入ります。

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初七五三参り

10月に入って初めての日曜日、今年の七五三第一号のご家族がいらっしゃいました。五歳と三歳のお子さんの晴れ着姿がかわいくて、御祈祷の後、境内で写真を撮らせてもらいました。(ブログ用なので一応遠めにしてあります。)

秋晴れの青空と大島を背景に記念写真、赤い和傘が色を添えます。ちなみにこの傘は三本目。1,2代目は風にあおられて壊れてしまいました。それ以来、風が強い日は広げないことにしています。今日は穏やかで、絶好のお日和でした。

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珍しい秋分の日に

dsc_1342dsc_1341今日は秋分の日。毎年23日が秋分の日だとばかり思っていたのですが、昼と夜の長さがほぼ同じになる春分、秋分の日は太陽と地球の位置関係で決まるので、9月22日だったり、24日だったりすることもあるそうです。今年のように22日が秋分の日になるのは、実に116年ぶりだというから驚きです。また、秋分の日は、お彼岸の中日ですね。お彼岸になると必ず咲く彼岸花が今年も真っ赤に咲きました。昨年より咲く場所が微妙に移動しているな?と思いながらも、ちゃんと咲いてくれたので、なぜかほっとしました。さっそく慰霊碑にもお供えしました。

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お名月さん

dsc_1336-2dsc_1326昨日は中秋の名月。雲がかかって心配しましたが、美しい月を見ることができました。今年は境内の萩もまだ咲いていませんし、月の位置も昨年とずいぶん違いました。それもそのはず、昨年は9月27日がお名月さんでしたから、10日以上早まったことになります。異常気象に見舞われることの多い昨今、これ以上何事もありませんようにと、お月様に祈りました。あとは、もちろん「より団子」で、お供えした秋の味覚を楽しみました。

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震災から5年6か月

今日で震災から5年半です。5年前の自分の写真を見ると、ずいぶん老けたなあ、やっぱり5年の変化は大きいと実感?します。境内から望む風景も、それなりに変わってきました。面瀬川の堤防工事で土がうず高く盛られ、下のほうからは海が見えなくなりました。八幡様の階段下では、道路のかさ上げ工事が行われています。なのに「復興」を実感できないのは、目の前の片浜地区の土地利用が、はっきりしたプランが全然示されないまま、この5年半の間、ずっと変わらず殺風景な土の山であり続けているからかもしれません。 震災当時とほとんど変わらないこの風景は復興の遅れを象徴しているように思え、人だけが容赦なく年を重ねていくような無力感に襲われてしまいます。

唯一明るい景色は、三陸道の工事が目に見えてきたことと集団移転地にどんどん新しい家が建ってきていることです。昨日より今日、今日より明日、確かに年は取りますが、新しい営みも確実に始まっているのですね。気を取り直して、前向きに行きましょう。dsc_1321dsc_1322

 

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台風9号の爪痕

DSC_1304立て続けに台風が来て、各地に被害をもたらしていますね。気仙沼には思ったほど被害がなかったようですが、我が家の古木もくろじが、台風の風にあおられて折れてしまいました。道場の屋根におおいかぶさって、写真のような状態で止まっています。秋には実をよくつけ、その黒い種が羽子板に使われるという、けっこうめずらしい木でしたので残念です。DSC_1305DSC_1312

そして境内中に散乱した葉っぱや枝の後片付けにも追われました。頼りになるのはお二人のシニアパワー。残暑の中、手際よく片付けていただきました。神様へのご奉仕だからと、いつも草刈りや落ち葉の片づけに来てくれます。本当にありがたいです。

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神社の夏仕事

DSC_1160DSC_1161八月に入り、お盆の月ということで地鎮祭などの御祈祷をできるだけ避けるのがこの地方の風習です。神社にとっては一息つける夏休みですが、この時期はまた草との戦いが…。境内、庭、参道、駐車場などなど、草取りするところだらけです。これも作務のひとつと、精を出しております…(汗)

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道場の虫干し

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八幡様と本宅の間には、道場があります。かつてここでご先祖が寺子屋をしたり(寺子屋アジールの名前の由来はここからきてます。)、ごまを焚いて御祈祷をしていた修験道場です。今は昔の道具やら古文書、ちょっと昔?のものなどもしまっています。梅雨の晴れ間には、土用干しをして空気を入れ替えています。先日「八幡宮」と彫られた板(扁額)を見つけました。向かい鳩の形がはっきりわかるように彫られていて、やはり鳩がシンボルであったことが分かります。昔のお宮にかけられていたものでしょうか。裏には「文久元年八月吉日 藤原盛房書」と記されていました。宮司によると藤原というのは鮎貝さんのことだそうで、当時の領主鮎貝家から奉納されたものだということです。他にも江戸より古いのではと思われるものもあり、遠い昔にちょっぴりタイムスリップする楽しさを味わいました。宮司は残された古文書の解読に挑戦中です。

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いざ発掘!

DSC_1132DSC_1133三陸道工事に先立ち、松崎城古谷館址の発掘調査が始まりました。この古谷館城は、伊達政宗が現在の宮城県に入封する際、領内の古城を調べ上げさせた時に確認された中世の山城です。その本丸跡に現在の八幡神社が建っており、土塁や空堀に囲まれています。このたび三陸自動車道建設予定地で古谷館城の北端の遺構が確認されたので、県の教育委員会では7月から11月まで埋蔵文化財の発掘調査を行うことになりました。竹藪を切ったら、大堀らしきものが姿をあらわにしてきました。敵の侵入を防ぐために掘られた空堀です。さて一体何が出てくるでしょう。作業員の皆さん、暑い中ご苦労様です。

 

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