昨日、この7月から始まった発掘調査の現地説明会が県の教育委員会主催で行われました。お天気に恵まれ、70名ほどの参加があったということでした。中世の小屋館(古谷館)城の空堀跡の
見学、そこから発掘された馬の骨や人の歯、陶磁器、茶臼、飛礫の展示なども行われました。現在の八幡神社があるところと今回発掘された場所には、どうも同じくらいの大きさの中世の城が並列していたのではないか、それ全体が小屋館城の縄張りとみられ、それはおそらく熊谷氏の同族、ないし親子、兄弟などの関係で協力してこの地域を治めていたのではないかということでした。堀は何重にもめぐらされており、強固に守られていたこと。また武器として使ったとみられる飛礫が420個以上も見つかったということでした。中世の歴史へのロマンと、ご先祖様たちがどのように生きていたのかという興味を大いに掻き立てられるものでした。これまで、よく分からなかった城の全容が少しずつ明らかになってきて、今後の発掘も楽しみです。














































