昨日宝鏡寺で植樹をした「気仙沼に熊谷桜を植える会」のみなさん(約40名)が、今日は八幡神社で正式参拝を行いました。
震災の翌年から何度も当神社を訪れてくれているみなさんですが、本殿での参拝は初めてでした。
その後、煙雲館でも植樹を行い、熊谷市への帰途に着きました。約440キロほどの道程を苦にもせず、「来年も来ます。」という温かい笑顔を残して。
震災以降、気仙沼の寺社にある松の木が軒並み松くい虫にやられています。八幡様でも中世の小屋館二の丸城址のシンボルでもあった松の大木がやられてしまいました。そしてついに昨日、伐採されました。いったい樹齢はどれくらいなのだろうと、根元の年輪を数えてみると…
220本目くらいまではざっと数えられましたが、あとは黒ずんでいて不明です。
おそらく220から30年ほど前というと江戸時代の中期でしょうか、その頃のご先祖様が植えたのでしょう。枝ぶりの良い松だったのに…残念です。
昨年の4月、熊谷直実さんの縁で埼玉県熊谷市から88本の熊谷桜が気仙沼にお嫁入りをしました。昨年に引き続き今年も再び熊谷桜のお嫁さんたちがやってきます。(詳細は後日)その件で東京新聞の記者から先日電話の取材がありました。熊谷市では1か月後の植樹に向けて、すでに準備が始まっているようです。4月には昨年嫁入りした熊谷桜がかわいらしい花をつけ、熊谷市の皆さんを迎えることでしょう。
東京新聞で取り上げられた記事です。(下記URLからご覧ください)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20150311/CK2015031102000150.html