
桜からつつじへと季節は移り替わりましたが、熊谷桜の成長ぶりを確かめに、今日は熊谷市のロータリークラブの皆さんが視察に来ました。震災の年の第1号、去年春と夏に植樹されたもの、そして今年春のもの、と順々に見ていかれました。中にはあの歌舞伎の時に来てくださった方もいました。歌舞伎から桜へ、熊谷と気仙沼のご縁は続いています。
ご縁は続く
日本タンポポ健在でした
新緑がまぶしい季節。次々と花も咲き、連休にはお散歩しながら参詣に来る人たちも増えています。この時期は草も元気。油断しているとすぐ草ぼうぼうです。タンポポは根も深く抜くのも大変で、その量には戦意喪失…。ほとんどが西洋タンポポなのですが、抜こうと思ってふと見ると日本タンポポらしきものがアジールのわきのしげみに数株あるではありませんか。西洋タンポポとの見分け方は、ガクが反り返っているかどうかで、ガクが花に密着しているのが在来種の特徴だそうです。抜くのをやめて、大事に残すことにしました。
熊谷草(クマガイソウ)咲く
御衣黄が満開
祈年祭と桜にまつわる話
4月19日に春の祈年祭が行われました。今年撒く種もみをお供えし、一年の五穀豊穣を祈るお祭りです。各部落の講中から代表者が参加します。これまで3月の第3日曜日に行ってきましたが、東日本大震災の慰霊祭と重なるために4月に変更しました。
例年ならこの頃は、八幡様の江戸彼岸桜の大木が満開となってそれは美しいのです。皆さんにも楽しんでもらおうと思っていたのですが…なんと今年はその桜がまばらにしか花をつけませんでした。なぜだろう、と不思議に思っているのですが、「あんまり新参の熊谷桜ばかりをもてはやしたから、うば桜さんが鼻を曲げたのかも」などと、つい下世話な憶測をしてしまいました。
さらに今年の祈年祭から各家にお配りする落雁のお菓子を、紅梅お菓子屋さんにお願いして「熊谷桜」の落雁にました。かわいいピンクの八重桜のお菓子は「食べるのがもったいない」と喜ばれました。そんなこんなも、うば桜さんのご機嫌を損ねたのでしょうか?今年は念入りにうば桜さんのお手入れをしたいと思います。















