八幡様下の道路、気仙沼唐桑線が明日6月1日から新面瀬橋へと通行が切り替わります。昨夜はほぼ一晩中工事の音がしていました。日曜日の今日も、最後の作業が行われていました。
ちょうど旧道路とアスファルトが繋がる瞬間を見ることができました👍️

先月から続いていた自粛生活も、ここ宮城県は来週あたりから少しずつ再開する施設やお店が増えてくるようです。とはいっても今月いっぱいは学校も休校、当分マスクは手放せそうもありません。
それでも一年で一番清々しいこの季節。境内には様々な花たちが季節を告げるように一斉に咲いてきます。こんな時だからか、それらがいつにもまして愛おしく、片っ端から活けています。(注、八重桜におピンクと白は剪定した枝です。)
筍と蕗も食べ頃に。丁度、浜の方から頂いた新鮮なすき昆布と合わせて煮てみました。海の幸と山の幸のコラボ。
こんな風に季節を楽しみながら、地産地消、スローライフを続けていれば、仙人のような境地なれるのかしらん?
いやいや、やはり私は仙人は向きません(^_^;) 油断は禁物ですが、気をつけながら少しずつ、日常を取り戻して行けたらいいですね。
八幡様のシンボルツリー、推定樹齢400年のエドヒガン桜がほぼ満開になりました。 9年前の震災のときも、「ああ、こんな時も桜は美しく咲くんだ」と思ったことを思い出します。津波とウィルス、状況は全く違うけど、私達は再び自然の脅威に脅かされ、不安な気持ちと戦っています。
でも桜はやっぱりいいですね。私達に元気をくれます。ウォーキングや散歩は、免疫力を挙げてくれるとか。お散歩、参詣をしながら、桜を楽しんでください。
八幡様の駐車場にある熊谷桜が本日開花しました。6輪咲いたので、立派な開花です。さすが直実さんにちなんだ名前の桜、他の桜に先駆けて開花してくれました。
コロナウィルスのおかげで、日本中が憂鬱な雲におおわれたような‥でも、可憐な熊谷桜が元気をくれました。
あれから9年経ちました。屋内の慰霊祭は中止になったところが多いようですが、海を望む境内の慰霊碑前は換気が良すぎるほど?😅なので、例年通り慰霊祭を行いました。30名ほどの方達が参列しました。
午後2時46分の黙祷の後、静かに神事が始まりました。宮司の祈りの言葉を聞いていると、あの日のことがまざまざと思い出され涙が出ました。すぐ側に津波で息子さんを亡くされた方の泣き顔が見えました。9年経っても、癒えない悲しみがそこに在りました。
昇神の儀(御霊を天にお帰り頂く)の時、にわかに雲が切れて日が差しました。なぜか亡くなった方達が「悲しまないで。ここから見守っていますよ」と言ってくれているような不思議な気がしました。
神事の後、用意した献花の花がなくなっても、三々五々、境内には慰霊碑に手を合わせる人たちの姿が見られました。