現場は、昨年度に発掘調査が行われた続きの館跡です。昨年発見された堀跡の続きが発見され、小屋館城が何重にも空堀で防護されていた中世の城であったことが証明されました。見晴らしもよく、敵の来襲をすぐに発見できる場所であったこともわかります。平場からは小屋館城が滅びた後の近世の墓跡や地下室、時代は確定できないものの多くの柱跡が発見されています。
小糠雨の降るあいにくの天候でしたが、30名ほどが参加して約800から400年前の昔の暮らしに思いをはせました。発掘調査は、まだこの続きの堀跡を来年度以降も行うということです。