先日、本屋で「草の辞典」という可愛らしい辞典を見つけ、即買いしました。草の勢いに悩まされる季節ですが、中には「これは何という名前の草だろう」と、名前を知りたい欲求を起こさせるものが少なくありません。さっそく、庭にある草がないか辞典を見て調べてみました。今回わかったものの中から、いくつか紹介します。
(1)蛇の頭のように形で、長い舌のような軸が細長く飛び出す。見ると一瞬ドキッとするものはカラスビシャクというものでした。八幡様のあちこちにたくさん生えています。半夏という生薬にもなるそうです。実は八幡様のご先祖は薬草も煎じていました。だからなのか、結構薬草があちらこちらに生えているのです。ひょっとしたら栽培していたのかもしれません。
(2)山野草。清楚な花をこの時期岩場にひっそりと咲かせます。これも食用、薬草にもなるとか。まだ食べたことはありません。
(3)つる性の植物で庭のつつじに絡みつく厄介者です。屁くそカズラとは思わず笑ってしまうような名前ですが、花はなかなかかわいらしいものです。確かに良いにおいはしません。