来る3月11日で、あの日から10年になります。毎年、何があっても午後2時46分には、慰霊碑に黙祷し、慰霊祭を行って来ました。
今年は10年という節目の年。やはり今一度あの震災を振り返り、犠牲になった方々、失なわれたものを思い起こすこと。一区切りの年に、そういった作業をすることが復興途中の町の歩みや私たちの行く末を考えていくためにも必要なのではないでしょうか。
慰霊碑に刻まれた154名の犠牲者の方の数だけ、今年は献花のお花を用意することにしました。献花台の代わりに竹の花挿しも作りました。どうか当日は亡くなられた方のお顔や記憶を思い浮かべながら献花をして頂きたいと思います。