今日は、境内の忠魂碑前で「松岩地区戦没者招魂祭」が行われました。忠魂碑には明治の西南戦争に始まり、日清、日露、先の太平洋戦争迄の戦死者の御名前が刻まれています。日本の近代化の歴史は、常に戦争と共にありました。広島で被爆して亡くなった方の名もあります。近現代において平成は、唯一、戦争をしなかった時代です。このお祭りは、遺族会が主催していますが、やはり高齢化が進み、以前は終戦記念日に行われていたものをこの時期にずらしたり、規模を縮小するなどして何とか続けて来ました。二度と自分達のような遺子、遺族を出さないという祈り、願いが遺族会の方々を突き動かしているのだと思います。その思いに応えて、神主さんも松岩の平貝、羽田各神社から御奉仕に来られました。令和の時代も戦争のない平和な時代になりますように。