境内から大島と海を一望できる場所。ここを訪れる人は必ず、震災前は美しい海や大島を、震災後は失われてしまったかつての街並みを思い描きながら、ここからの景色を眺めていきます。最近は大島架橋を眺めたり、桜を見に訪れる人も多くなりました。しかし、震災から7年目を迎え、変わらない変わらないと思っていた景色も、大島架橋、三陸道、BRTの道路などの工事が着々と進み、いま大きくその姿を変えようとしています。
そこで震災前のここからの展望と震災直後の様子の写真を、一度に見ることのできる展示パネルを、この場所に設置しました。忘れてはならない景色と記憶を残すために。