古谷館八幡神社ブログ

繭玉を飾りました

小正月を迎えるために繭玉を飾りました。繭玉といいますが、当八幡様では紅白の餅を丸めて飾ります。まるで花が咲いたようなので、餅花というそうです。五穀豊穣を願う予祝行事です。

小正月は女正月ともいわれ、年末年始忙しい思いをした女性たちをねぎらう正月でもあるということです。というわけで、今日の夕食は手抜きをさせていただきます。神様には新しくお餅をお供えしたので、大目に見てくださるでしょう。

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どんと祭 

寒さも緩み、風も夕方になると穏やかになり、お天気に恵まれたどんと祭でした。

日中から大勢の人が松飾等を持って次々と訪れ、巫女さんたち(アジールの卒業生の女子高生です!)も大忙しでした。

神事の後、3時から火入れが行われ、うず高く納められたしめ縄や松飾、お札等のお焚きあげがなされました。新築した舞殿のわきでのお焚きあげなので、氏子青年会の方たちが水を撒きながら、細心の注意を払ってお焚きあげしました。

明日も朝早くから後片付けがあります。本当にご苦労様です。

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木遣り唄 唄い初め

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平成27年1月11日、震災から3年10か月目の境内から見た風景です。

向こうに大島の亀山、手前にはかつて尾崎や片浜、前浜など約500戸の家々がありました。今は土砂置き場として毎日、土砂を運搬するトラックが行きかっています。

この海に向かって、気仙沼人力車木遣会のみなさんが、新年の安全祈願のご祈祷の後、気仙沼の早期の復興を願って、木遣り唄の唄い初めをしました。

木遣り唄は切り出した大木を運び出すときに、みんなで力を合わせる時の唄なのだそうです。力を合わせて復興するぞという願いと決意がみなぎる力強い歌声が、寒く澄み切った青い海と空へ朗々と響き渡りました。

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七草祭

 

1月7日は、1年で最初の節句、七草です。この日は1年間の無病息災を願って七草粥を食べる習慣がありますね。

この日は神社でも七草祭が行われ、家族の健康、安全を祈願する人たちが訪れます。八幡様では、そんなみなさんにご祈祷の後七草粥を振舞っています。でもただの七草粥ではありません。海の幸であるホタテや地元のサラ貝も入っている特製の七草粥です。それに干し柿と大根の酢の物「柿なます」とお煮しめが定番のレシピです。サラ貝や干し柿などは、氏子の方たちから神様へと頂いたもの。神と人が食を共にする神人共食の直会(なおらい)をすることで、ご利益を頂くことになるのです。みなさんほぼ完食しました。

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仕事始め

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5日、6日は新年の仕事始めです。

今年一年間の安全を祈る地元企業の方々が、仕事始めの祈願をしました。

 

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初雪と初日の出

大晦日の夜から雪が降り始め、数年ぶりの雪の元旦となりました。

それでも夜や明け方から初詣の人たちが次々とお参りに来ました。厚い雲の上からですが燦然と輝く初日の出も見ることができました。
雪景色のお正月風景もいいものです。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

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行く干支、来る干支

今年の干支、午年もうすぐ終わりです。毎年干支の人形を作って送ってくれる、実家の母(85歳)から、先日ひつじ年の人形が届きました。

今だけ,参集殿の玄関に馬と羊が仲良く並んで飾ってあります。毎年「手がしびれちゃったよ。来年はもうだめかも」と言う母に、十二支が全部そろうまでがんばってと親孝行な叱咤激励?をしています。

あと数日でお馬さんは箱にしまって、羊さんだけの出番となります。

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寺子屋アジールのクリスマス忘年会

神社なのにクリスマス?と思うかもしれませんが、もともと冬至の前後に収穫を祝い、そして来春からの収穫を願って木を飾りつけたものがツリーの始まり。サンタクロースも本来はキリスト教とは関係のないものです。昔からの伝統的行事にイエスキリスト生誕祭を結びつけたのはむしろ後々のことなのです。

というわけで八幡様が江戸の昔から開いてきた寺子屋を復活させた「寺子屋アジール」も堂々とクリスマスツリーを飾り、子供たちと1年間の打ち上げをしました。

ケーキも子供たちの手作り!なかなかの出来栄えでした。大人数なので3つもぺろりでした。 DSC_0368

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熊谷桜のその後*エピソード1

 

今日は大安で、しかも朔旦冬至という新月と太陽の復活の始まりが重なったとても縁起の良い日でした。そのためか月曜だというのに朝からお正月のご幣束を受け取りに来る人がひっきりなしでした。

その中のおひとり、熊谷さん。70代ですがまだ現役の漁師です。震災で家を流されましたが、船が奇跡的に助かり、毎朝元気に漁を続けています。今年春の熊谷桜のお嫁入りで、桜の苗木をもらって大事に育てています。その時にメッセージを頂いた長谷川さんから熊谷の産物のねぎを送っていただいたり、熊谷さんからは自分が捕った魚やカニなどを送ったりとやり取りが続いているそうです。

熊谷桜は、葉を落として冬籠り。春の開花の準備とともに、熊谷市と気仙沼市の人たちの縁の花芽も大事に温めています。

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お正月の準備

今年も残すところ2週間余りとなりました。神社は新年のご幣束を受ける人たちでにぎわっています。各部落を回っての頒布も始まっています。

神様のお札とお召し物(幣・ヌサ)を新しいものにお取替えし、新年(お正月様)を迎える準備をします。アミやお飾り(開運福禄寿)は、大漁や幸福を願う「祈り」を「かたち」に表したものです。切子と言って宮城県旧仙台藩特有のものです。先日はわざわざ松島からこの切子を買いに来た方もいました。

日の良い日を選んで、新年の飾りつけをしましょう。大晦日にするのは、一夜飾りといって好ましくありません。早めに準備しましょう。

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