八幡様と本宅の間には、道場があります。かつてここでご先祖が寺子屋をしたり(寺子屋アジールの名前の由来はここからきてます。)、ごまを焚いて御祈祷をしていた修験道場です。今は昔の道具やら古文書、ちょっと昔?のものなどもしまっています。梅雨の晴れ間には、土用干しをして空気を入れ替えています。先日「八幡宮」と彫られた板(扁額)を見つけました。向かい鳩の形がはっきりわかるように彫られていて、やはり鳩がシンボルであったことが分かります。昔のお宮にかけられていたものでしょうか。裏には「文久元年八月吉日 藤原盛房書」と記されていました。宮司によると藤原というのは鮎貝さんのことだそうで、当時の領主鮎貝家から奉納されたものだということです。他にも江戸より古いのではと思われるものもあり、遠い昔にちょっぴりタイムスリップする楽しさを味わいました。宮司は残された古文書の解読に挑戦中です。