石碑、社号標、説明板設置という一連の御大典記念事業は以前ここでも紹介させていただきました。
実はさらに新たに、二つの事業が追加されたことをご紹介します。
一つは、庚申塔の説明板設置です。この庚申塔はもともと尾崎部落にあったものが津波で流され、復興工事中に土の中からほりおこされて八幡さまの境内に安置されました。この塔には江戸時代庚申講を行った尾崎部落の11人の名と石工、夘七の名が刻まれています。今回この塔の謂れを説明した説明板を寄進してくださったのは、石に刻まれた尾崎の賀美家(屋号)の子孫である熊谷喜美雄氏です。博物館にあるようなおしゃれな説明板に、詳しく分かり易く説明されていますので、ぜひご覧ください。(さらに詳細は喜美雄さんが投稿している「風の森通信」に掲載されていますので、興味のある方はそちらを検索してください🙇)
もう一つは、既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、向拝の鈴が新しくなりました。以前の鈴も歴史を感じさせる趣のある鈴(熊谷信夫氏寄贈)でしたが、かなり古くなってしまい、鈴が落ちてこないように縄でぐるぐる巻きにして大事に使わせて頂いるような状態でした。今回御大典記念の際に新しいものしよう、という事で鈴の緒もカラフルなものに、数も2本になりました。(小野寺栄夫氏、熊谷光夫氏寄贈)
新な鈴の音で、希望の新年を迎えましょう。