庭に毎年二輪だけ咲くクマガイソウ。今年は昨年より1週間以上早く咲きました。その名のごとく熊谷直実にちなんだ名の花です。葉は大きな扇形、花の唇弁といわれる部分が大きく膨らんでいて、それが武士が身にまとう母衣に似ていることから名づけられたそうです。このブログのトップページにある直実さんが身にまとっている赤い風船のような衣が母衣(ほろ)です。絵のように風を受けてふくらみ、後ろからの流れ矢を防ぐためのものだったそうです。
ちなみに直実が討った敦盛の名を持つアツモリソウもあるそうです。形は似ていますが、ややきゃしゃで、やはりどことなくはかなげです。手に入ったら2つ並べて植えてみたいものです。
実家の庭にも咲いていました。
ほったらかしの庭に、熊谷の家を守るように咲いていました。
いつか、新居のほうに移植したいと思っています。
父が、アツモリソウも植えたと言っていたのですが、駐車場を作るため庭を崩したとき、無くなってしまったようです。
たくさん実のなる 山椒の木もあります。
クマガイソウといっしょにと思っています。
どちらかというと日陰を好むようですよ。ぜひ植え替えてくださいね。アツモリソウはとても扱いが難しくて希少だそうです。やはりナイーブなのかな。