昨年、英霊顕彰会主催の招魂祭にいったん終止符を打ち、松岩地区遺族会による規模を縮小した形で再スタートした戦没者招魂祭が、八幡神社忠魂碑前で行われました。この忠魂碑には古くは西南戦争から始まり、日清、日露戦争、八甲田山雪中行軍、そして先の太平洋戦争で亡くなった230名余の戦没者の名が刻まれています。終戦から72年がたち遺族、遺児たちも高齢となったことが、縮小化の理由の一つですが、それでもできうる限り続けていきたいという遺族会会長さんの決意表明にも似た祭文奏上が印象的でした。72年間維持してきた日本の平和に暗雲が立ち込めてきた昨今、戦没者を悼み、このような死を二度と出さないという思いを確認する意味でも大切な祭りの一つです。、