昨日3月11日で震災から13年になりました。少し寒さが緩んだこの日、境内の慰霊碑前には地域の皆さん30名ほどが集まりました。午後2時46分のサイレンと共に黙祷、続いて当神社の神職による慰霊祭が催行されました。皆、13年前のそれぞれのあの日を思い出しながら、犠牲になられた方々に祈りを捧げ、献花をしました。
13年。やはり長い年月です。ご遺族も震災を経験した私達も年を取りました。
気仙沼は少しずつ復興しているとはいえ、目の前の旧尾崎、片浜地区の景色はまだまだ空地のままです。この先のふるさとの行く末を思うと、年毎に老いていく我々に一体何が出来るのかと、悲観的な考えが頭をよぎります。でも…自分たちに出きることをしていく、諦めずに歩みを続ける、それが生き残った私達の、震災後を生きる私達の「役目」なのかなあと思うのでした。。。