今年の花の嫁入りは、熊谷市の皆さんが愛してやまない故郷の英雄直実の孫、熊谷直宗の居城であった赤岩館で4月14日に行われました。いわば気仙沼熊谷氏の本家本元になります。直接のご子孫はすでに気仙沼にはいませんが、保存会の皆さんが館跡を整備して大切に守っています。
赤岩館は中世の山城、なるほど登ってみて「これは難攻不落を誇ったに違いない。」と思われるような杉の木に四方を囲まれた山の中でした。杉の木立から武者たちの姿がひょっこり現れてもおかしくないような、歩いていく毎に戦国時代にタイムスリップするようなうっそうとした山道でした。それでも熊谷の皆さんと気仙沼の関係者たちが一緒に頂上まで登り、無事熊谷桜の苗木も植樹しました。
そのあと熊谷の皆さんは、先月オープンしたばかりの津波伝承館に直行。本当にアクティブです。